シニア猫ちゃんが大人しくなったのは本当に「歳のせい」でしょうか?
10歳以上のシニア猫ちゃんの行動の変化にお気づきの飼い主さんはいませんか?
「若い頃に比べて昼間よく寝ているようになった」
「ジャンプしなくなった」
「高いところから飛び降りなくなった」
「階段の上り下りがぎこちない」
「トイレに失敗してしまう」
これらは猫ちゃんが高齢になったせいではなく、「変形性関節症(OA)」による「関節の慢性的な痛み」の症状かも知れません。変形性関節症は12歳以上の猫の90%に見られたという報告があります。
膝や踵の炎症で、飛び降りると痛い、腰の痛みでジャンプできない、関節の痛みでトイレの縁をまたげないなどの理由でシニア猫ちゃんの様子が変わることがあります。下段の写真「ご家族とチェックする変形性関節症猫の徴候」でチェックしてみてください。
これらの行動の変化が見られたら、階段の段差を小さくする、トイレの縁を低くする等の配慮をしてあげましょう。また、動物病院で触診やレントゲンで関節に異常が無いか確認することもおすすめです。
また、「モノクロナール抗体製剤」という新しいお薬の月一回の皮下注射によって疼痛を緩和する方法もあります。詳しくは当院までご相談ください。
