皮下輸液の方法

 猫の慢性腎不全の治療のためご自宅で皮下輸液をしていただく場合があります。皮下輸液の方法をまとめました。

 

①輸液を人肌程度に温める。熱すぎると低温ヤケドになるので「ぬるめ」に温めてください

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②輸液を高い場所につり下げ、針を挿入する部位のシールをはがしてください

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③輸液セット(チューブ)の栓を閉めてください

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        左)開いた状態  右)閉じた状態

 

④輸液バックに輸液チューブの針を刺します

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⑤軽くつまんで輸液を1〜2㎝入れてください

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⑥輸液チューブの先に針を付け、栓を開いてチューブ内の空気を外へ出します

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⑦栓を閉めたら準備完了です

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⑧その日の輸液が終わったら、針を交換し室温で保管してください

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